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水の声を聞くのyaaaのレビュー・感想・評価

水の声を聞く(2013年製作の映画)
4.0
80、90年代ゲリラの如く、アナーキーでアホでごちゃ混ぜで路上で森で国境越えて今で言う「シネコン」でかかるような映画を挑発し続けて枠からはみ出すぎる自由な場所や物の見方を提示してくれていた山本政志監督。
2000年代に自滅したか行方不明か時代がつまはじきにしたか、とにかくほぼ作品が観れなかった。
久し振りの長編。
もーー。健在ですやん。
いまさら「宗教ネタ」?!とも思うが足で稼いだような裏側を暴露するようなエピソード。
広告屋の副業としての宗教という商品。
日本の追い込まれた人々の末路的なありがちパターンを回避して偽物が本物を渇望する後半から、水がゆったりと波打つようなテンポで今までの暴れさらす映画のイメージを覆す落ち着いた語り口が急に沸騰する。
寂しい感じもするが正攻法の物語る感じがコレまたよい。
それでいて社会の裏側のこわーい風味も忘れてない。
せっまいアパートの一室(なんか東京的)から知らず知らずにそんな大掛かりな描写なくても海を越えて隣の国や歴史をさかのぼる持ち味のフットワークの軽さが何故に壮大。