たろさ

エリジウムのたろさのネタバレレビュー・内容・結末

エリジウム(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2154年、人口爆発や環境汚染で地球の生活環境は悪化し、富裕層は地球を脱出して地球の衛星軌道上にあるスペースコロニー、エリジウムで生活をしている。
地球のロサンゼルスで生活をしているマックス(マット・デイモン)はある日工場で事故に遭い被曝してしまいあと5日の命と宣告される。マックスはエリジウムの何でも治してしまう医療ポッドを目指す。


スピード感があって常に目的に向かって走っている。息をつく暇がない。テンポが速くとんとん拍子で物語が進むのがいい。
ジョディ・フォスターが悪役のデラコートを演じていたが大した見せ場もなくもったいない使い方。
貧困層の描き方がよかったが、それに対して富裕層の描き方が雑。きれいで自然豊かでフランス語を喋っている。
医療ポッドがあまりにもハイテクすぎる。子供の骨折をすぐに治してしまうのはまだいいとして、白血病の子供を治したり、死んで頭がグチャグチャになったクルーガー(シャールト・コプリー)も完璧に治してしまうのはやりすぎ。脳さえ無事なら復活可能。しかもいずれも短時間で。さらに一家に一台レベルである。「ちょっとくらい地球の貧民層にわけてやれよ」と思う。

格差社会や移民問題、医療格差を描いている。
たろさ

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