えりみ

クライム・シティのえりみのレビュー・感想・評価

クライム・シティ(2011年製作の映画)
3.8
WOWOWで。
メキシコのスタイリッシュなクライムサスペンス。
本国以外でも映画祭などで評価されているらしいです。
サッカー好きなメキシコ人は「W杯の30日間は時間の感覚がおかしくなる」といって、異なる時間軸の3つの事件を複雑に絡ませながら物語が進みます。時間軸を理解する手掛かりが2002年(日韓)2006年(ドイツ)2010年(南ア)各ワールドカップの実況という、不親切なヒント(日本人だけ?)なのでストーリーを把握しづらいです(意図的にも思えますが)。
主役の熱血デカ「自称ハイエナ」にだけ注視しておけばよろしいかと。
前にメキシコが舞台のドキュメンタリー「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」を観てしまったので麻薬犯罪と誘拐犯罪(2大儲かり仕事らしいです)の違いはあれど、この映画で描かれていることが然程誇張されたものとは思えず「メキシコで真っ当に生きていくのはかくも難しいのか」とゾっとします。


あ、エンドクレジットの最後にも1カットありますので最後までみて下さい~。何を意味したのかは分かりませんでしたがw
えりみ

えりみ