くますけ

マレフィセントのくますけのネタバレレビュー・内容・結末

マレフィセント(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ふむ。面白かった。
こういう話だったんだね。思ってたのと全然違った。

なんだろう。ハリウッドディズニー的にはアナ雪といい、愛と幸福を女性にもたらすものは王子様じゃなくなってるみたいね(笑)
女性が強く、自立して、行動的に描かれてる。

対して、マレフィセントについては特に男の描かれ方がひどい(笑)
力の誇示に血迷って隣国を攻める王、役立たずの王子様、そして己の野心や怒りのために女をないがしろにして裏切る恋人……ああひどい(笑)

アンジェリーナのマレフィセントはとにかく魅力的。
負けずにオーロラの太陽のような弾ける明るさと華やかさも魅力的だった。
観終わってスカッとする映画。

にしてもステファンは…乙女を裏切り、信頼を逆手に姑息な罠で傷つけ、略奪し、恨みをかったのは自分のせいなのに逆恨みし、後悔を畏れ、暴挙にでて、せっかくの許しをも台無しにして死ぬっていうね。心が弱すぎ。

真実の愛を信じていないマレフィセントのなかにこそ真実の愛があったというのは救われたな。
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