あつぼう

マレフィセントのあつぼうのレビュー・感想・評価

マレフィセント(2014年製作の映画)
3.6
「眠れぬ森の美女」のヴィランとして有名なマレフィセントを主人公にした映画。マレフィセント側の視点で描かれていて、なぜマレフィセントがオーロラ姫に呪いをかけるに至ったか理解出来た。原作のアニメとは背景が変更されている部分もあるけど、こっちの方が個人的にはスッキリした。
絶対的な悪と思っていたマレフィセントの過去を知ると印象が変わった。オーロラ姫の成長を見守る眼差しはゴッドマザーそのものでした。
権力を得るためだけに、マレフィセントの大切な翼を奪った王が全て悪いので、オーロラ姫は巻き込まれただけ。この王には欲深い人間の嫌な部分が垣間見れて、「あんたが呪いにかけられたらいいのに」って思った。
運命の人がキスをしてオーロラ姫が目覚めるシーンは、まさかの展開でこういう解釈ありですね。
マレフィセントを演じたアンジェリーナ・ジョリーの善悪を使い分けてた表情が素晴らしく感動しました。マレフィセントの幼少期を演じた少女の美しさも圧巻でした。
続編もあるので近々観ようと思います。
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