トニー

マレフィセントのトニーのレビュー・感想・評価

マレフィセント(2014年製作の映画)
3.0
これまで数多くの悪役やアンチヒーロー型の主役達が観客を魅了し続けた理由はそのキャラが観客に媚びたからではない。今回のマレフィセントはもともといい人が悪役のコスプレをしたようにしか見えない。悪の存在を履き違えていると思います。また今回も王子さまとのキスが真実の愛じゃないってくだりがありますが正直さむい。かつてのディズニー黄金期に作られた作品群を現代型に再構築するという系譜上にある作品だからってのはわかるんだけど、ああいう決定的なシーンを何回もこすられるとフェミニズム的な視点が逆に説教臭くなるなと感じました。
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