かなり前に鑑賞済みの筈だが何故か途中の部分だけあまり記憶がない気が…
その頃は結構フランス映画を観ていた気がする。
自分の持論は映画は日本はフランスに似てる気がする。
特にシリアスなドラマ作品が。
まあそれも今というわけではなく、この頃くらいまでですかね。
なんかウェットで出てくる人物は狂気地味てて人生の底辺から破滅に向かっていくような。
フランスは今でも探せばある気がしますが日本は常にエンタメが付き纏ってて上記のショッキング方面は知的さがもう無い。
80年代ぐらいがギリギリですかね。
さて、そういう背景のど真ん中作品ですが前半は魅力的にミステリアスに進む、よくあるのはスローで退屈で着いていけなくなることだがこの作品はそれはない。
中盤の起承転結の転の部分の印象があまり無かったのだが中々にショッキングな展開ですね。
で、最後は詩的に終わっていくのですがちょっと時代的に合わない部分もあれど中々良作だと思います。
フランスはこのメンヘラ女子が良く出てきますがこれこそがフェミニズムの表れと思ってます。
日本はそういう作品少ない。
改めて感じたのでそういう視点でいい作品が出てくればいいなと思う次第です。