イタリア映画祭で鑑賞。原題「Un giorno speciale」
ヴェネチア国際映画祭コンペ部門出品作品。
大物になりたい若者たちの、楽しくもほろ苦い1日を描く青春映画。

芸能界入りを夢見るジーナは、後押しを得るために有力な政治家に会おうとするが、ローマ郊外の自宅から出かけた矢先に会う時間が延期に。
時間をつぶそうと、ジーナを迎えにきていた運転手・マルコと一緒にローマ中心部へ。そして、特別な1日が始まる。(引用)

2人の男女が過ごした、楽しくもあり切なくもある、たった1日のできごと。
青春っぽいハチャメチャ感や、ほほえましい場面がある一方で、夢を叶えるために払う犠牲があったり。
スペイン広場やパンテオンなど、ローマお馴染の観光スポットをうろつく場面は臨場感がある。
さっぱり観れるけど、複雑な心模様を感じ取れる作品だった。

ジュリア・ベレンティーニ(女の子の方)がスタイル抜群。
笑った時の無邪気さとは裏腹に、色気もあって素敵だった。
フィリッポ・シッキターノ(男の子の方)の優しげなお顔立ちも、個人的には好き。
ラストが唐突に終わったので、ちょっと消化不良だが、見てよかった。