さらば箱舟のJimmyのレビュー・感想・評価

初公開時（1984年10月1日）のスバル座で鑑賞。

寺山修司の遺作として公開された映画。公開劇場に観に行った。

『田園に死す』などの寺山修司監督作品と同様、原色を取り入れながら、イメージ映像的な映画だった。

寺山修司監督作品、実験映画も長編も結構観ているのだが、理解しようとすると徒労に終わってしまう。
哲学的なところは、自分には難しい。
それでも映像芸術に浸りたいという気持ちで観てしまう。
寺山修司という映画監督は、自分にとって、そんな監督だったと思う。