さらば箱舟の作品情報・感想・評価

「さらば箱舟」に投稿された感想・評価

Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.0
「さらば箱舟」
寺山修司がATGに遺した遺作の本作は寺山の集大成とも言えるスペクタクル超大作だ!凄いのは小村という縮図の空間に和を重んじ圧倒する演出及び俳優の演技合戦が壮絶な寺山ワールドを炸裂させる。正直万人受け関係なしに寺山の作品に一度浸ってしまったら最早ファンになってしまう。
プハラ

プハラの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これ最高に好きです‼︎‼︎‼︎
寺山作品の中でもいちばん好きかもしんない。

「狂っとる」このひとことに尽きるんだけど、その狂いっぷりも上澄みじゃなく、ファッションでもなく、骨の髄液からって感じで。

張り紙、貞操帯、闘鶏、時計、切られた髪、そして「俺の妻」
モチーフひとつひとつがパンチ効きすぎかつカットごとの圧がすごい強くて、いちいち絵が焼きつく。
そしてそれが集合体になったときの吸引力がものすごい。

あのキラキラの中、花嫁衣装で踊り狂う様が圧巻。からのあのラスト。もうほんと大好き‼︎‼︎‼︎
元ネタは百年の孤独だそうだが、寺山修司ってものすごいロマンチストだよなぁ……
Sung

Sungの感想・評価

3.4
大作の死後も亡霊に縋りつくように時計を本家のもののみとする村人たち
大作を失うことで一人では文字のひとつも信じて決められなくなる捨吉

画一化された言語の呪縛
話し相手の喪失

言語への信仰と脆さ

外道とて言葉から成る
言葉は死そのものであり本当は問いかけることに意味などない
話し相手を失った言葉、「喪失」などという言葉は存在しない

別の時計を買ったところで、それはただ一人、あてもなく彷徨う亡霊でしかない
dodo

dodoの感想・評価

5.0
人間は中途半端な死体として生まれてきて、一生かかって完全な死体になるのだ。
詩人、歌人、劇作家、写真家、小説家、映画監督、天井桟敷の座長。
いくつもの肩書きをもつが、職業は、寺山修司。
この映画は子供の頃に観たが、いみがわからなかった。大人に、なってみてまた、少し迷子になる。
寺山修司の作品をみると、何故心が騒ぐのか?それは単に、刺激的な映像と
内容だけではない。
時間を埋める。
時計を持つことは、時間を持つこと。
生きているかいないのかわからない人々。
大きく空いた穴。
死人への手紙。
田舎特有の閉鎖された世界。
俺と書かれた板を首から下げることで、俺と言う存在を保つ男。
死生観と言う言葉がぴったりだからこそ、惹き付けられるのかもしれない。

100年たったら、その意味わかる。
なすび

なすびの感想・評価

5.0
ヒェッ、寺山修司「百年の孤独」を映画化しようとしたのか…ヒェッ、なんてやつだ…
昨日たまたま図書館で「百年の孤独」借りて今日たまたまゲオでこれ借りた、運命だな…
みなさま艶やかでつやつやしてらっしゃるのだけどその中でも特にもう山崎努のじっとりとした色気にクラクラした。最初はみんなにバカにされててグッとこらえてるのに爆発して頭おかしくなる感じの狂気に取り込まれたい。わたしも山崎努に愛されて俺の妻と貼り紙されたくなった…ヒェッ

地味に、大作も憎めなくてすき

ラストシーンはクストリッツァの「アンダーグラウンド」みたいなドキドキ感。
貝崎

貝崎の感想・評価

3.0
寺山作品だしがんばって理解しようという気持ちは捨てた。期待どおりのなんもわからんかった。

言い伝えとか伝説とか霊的なものや目に見えない恐怖が人間の汚さや異常さ、羞恥的なものと絡むとサイアクな臭いがする。理解の範疇を超えるものに対してある種の好奇心を抱くものだし、そこに感覚的に共感できることがあったり、そういうのあるけど、まったくもってそそられなかった。あーきもちわるい。スエ(小川真由美)の最後の言葉は一番簡単にこの作品を説明してくれてるような気がする。半分くらい聞き取れないけど。「百年たてばその意味わかる」
寺山修司監督
架空の村に生きる村人の、時間を超越したドラマ。実際、全編キツい方言の台詞でよくわかりません(笑)

ただ、各シーンの画面構図、色合い、キャラが斬新で印象的。

配役も原田芳雄、山崎努と豪華です。
若手時代の三上博史も。
や

やの感想・評価

5.0
生と死が交錯する、これぞ寺山式幻想奇譚。劇中に散りばめられたお馴染みのモチーフたちに思わず胸が熱くなる渾身の遺作、ずっと観たかったので大満足!「人間は中途半端な死体として生まれてきて、一生かかって完全な死体になるのだ。」
方言がきつくて聞き取れないポンコツ耳ゆえにダレてしまった。。。
yuzuki

yuzukiの感想・評価

2.8
感想に困る。

ホント、どう言えばいいんだろうな。
前半の話の流れはなんとなく理解出来たんだけど、後半から付いていけない。
方言がキツくなったっていうのもあるけど、なんだかなぁ。

理解力がないのか、難しいのか……

いつか理解できる日が来るといいなぁ……

がんばろ