「さらば箱舟」に投稿された感想・評価

dodo
5.0
人間は中途半端な死体として生まれてきて、一生かかって完全な死体になるのだ。
詩人、歌人、劇作家、写真家、小説家、映画監督、天井桟敷の座長。
いくつもの肩書きをもつが、職業は、寺山修司。
この映画は子供の頃に観たが、いみがわからなかった。大人に、なってみてまた、少し迷子になる。
寺山修司の作品をみると、何故心が騒ぐのか?それは単に、刺激的な映像と
内容だけではない。
時間を埋める。
時計を持つことは、時間を持つこと。
生きているかいないのかわからない人々。
大きく空いた穴。
死人への手紙。
田舎特有の閉鎖された世界。
俺と書かれた板を首から下げることで、俺と言う存在を保つ男。
死生観と言う言葉がぴったりだからこそ、惹き付けられるのかもしれない。

100年たったら、その意味わかる。
なすび
5.0
ヒェッ、寺山修司「百年の孤独」を映画化しようとしたのか…ヒェッ、なんてやつだ…
昨日たまたま図書館で「百年の孤独」借りて今日たまたまゲオでこれ借りた、運命だな…
みなさま艶やかでつやつやしてらっしゃるのだけどその中でも特にもう山崎努のじっとりとした色気にクラクラした。最初はみんなにバカにされててグッとこらえてるのに爆発して頭おかしくなる感じの狂気に取り込まれたい。わたしも山崎努に愛されて俺の妻と貼り紙されたくなった…ヒェッ

地味に、大作も憎めなくてすき

ラストシーンはクストリッツァの「アンダーグラウンド」みたいなドキドキ感。
正気じゃない
貝崎
3.0
寺山作品だしがんばって理解しようという気持ちは捨てた。期待どおりのなんもわからんかった。

言い伝えとか伝説とか霊的なものや目に見えない恐怖が人間の汚さや異常さ、羞恥的なものと絡むとサイアクな臭いがする。理解の範疇を超えるものに対してある種の好奇心を抱くものだし、そこに感覚的に共感できることがあったり、そういうのあるけど、まったくもってそそられなかった。あーきもちわるい。スエ(小川真由美)の最後の言葉は一番簡単にこの作品を説明してくれてるような気がする。半分くらい聞き取れないけど。「百年たてばその意味わかる」
寺山修司監督
架空の村に生きる村人の、時間を超越したドラマ。実際、全編キツい方言の台詞でよくわかりません(笑)

ただ、各シーンの画面構図、色合い、キャラが斬新で印象的。

配役も原田芳雄、山崎努と豪華です。
若手時代の三上博史も。
や
5.0
生と死が交錯する、これぞ寺山式幻想奇譚。劇中に散りばめられたお馴染みのモチーフたちに思わず胸が熱くなる渾身の遺作、ずっと観たかったので大満足!「人間は中途半端な死体として生まれてきて、一生かかって完全な死体になるのだ。」
方言がきつくて聞き取れないポンコツ耳ゆえにダレてしまった。。。
Mouki
-
記録

観てた。
名札と落とし穴。
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