このレビューはネタバレを含みます
援交とかブルセラとか負の題材なんだけど、暗くなくてゆるい雰囲気。
97年を生きる3人の女の子の心の繋がりとか、時間を介さない友情というかそんな感じ。最後スカウトの男の子がリサちゃんのためにお金取り戻して待ってたのもよかった。朝3人が笑いながら歩いてるのがすごくキラキラしてた。
大人と子供。利用するされる。消費される性。メッセージ性はあるけど割とふわっとしてるから見れるんだろうな。役所広司カッコ良すぎ。桃井かおり素敵すぎ。
あと音楽の使い方がすき。
テレクラのメッセージが流れるところ、なんか悲しくなっちゃった。人って寂しいんだな。
90年代後半のひりついてるのにゆるゆるしてる感じ。この感覚、私の世代(00年代)とはまた違うんだよな。
00年代はもっとウェットでひんやりしてる気がする。
佐藤康恵ちゃんの、手足長くてすらっとしててさらさら黒髪ロング前髪ぱっつんって完璧に大好きなビジュアルでした。