トム

ウォールフラワーのトムのネタバレレビュー・内容・結末

ウォールフラワー(2012年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

●あらすじ
内気なチャーリーは友達がいなく孤独な毎日。しかし、ある日、気になっていた奇抜な上級生パトリックと義妹のサムと出会う事で変わっていく。

●感想
スクールものは面白い。青春いいなぁ。
綺麗な王道恋愛映画じゃなくて良かった。
それぞれに過去の闇があるのがいい。闇はお互いの共感を呼ぶ。その共感は鑑賞者の応援したくなる要素にもなる。

ウォールフラワー=壁の花
パーティーなどで傍観者になってる側=はみ出しものの意味があるらしい。そんなナポリタ...いや内気なチャーリーは最初は友達できるのかコイツって感じだったけど、きちんと成長が見れて楽しめた。

この中でパトリックは1番好きなキャラ。やる事がハジけてて面白い!大学生の頃の友達に似てて懐かしめた。

サムのフィールドバックライトに当たりながらの登場シーン。
別格の可愛さだ。流石エマ•ワトソン。小学生の頃に一目惚れしたハーマイオニーを思い出した。

心に残ったセリフは
「世界で一番好きな人だった。」
「でも今は2番目。」
のシーン。素敵すぎる。

てかチャーリー役の俳優、バタフライエフェクトでてたの?
てっ思ったら主人公の子役の時かよ!!!顔変わったな!!!
全く気づかなかった!!!

ちなみにパトリック役のエズラ•ミラーは撮影中にマリファナ所持で逮捕されてたり、本当にバイセクシャルと言うことをカミングアウトしていたり驚く事ばかり。

少し疑問
書いていた手紙は自分へ?
または亡くなった友達へ?

チャーリーはヘレン叔母さんから性的虐待を受けてたのは意外だったな。好きだけど、死んでほしい。どんな感情なんだろ。
サムもチャーリーも性的虐待を受けてて、子供の頃に植え付けられた闇が、外面ではお互いに陽と陰で違うけど、本質で惹かれたんだろーな。
トム

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