モントリオールで実際に起きた銃乱射事件をベースにしたモノクロ作品。
フェミニズムに異を唱えた静かな男が、大学で銃を乱射する話を、ドゥニ・ヴィルヌーヴらしいテンポや音楽で表現している。
何かしらの主義や主張、情勢は世の中的には正義として描かれるがそれは一方的。
人によっては全てが正義では無い事を痛感させられた気がするし、手段は置いておいて同意出来る部分もある。
何の事かは言わないが、私自身も昨今の●●や●●に対して、疑問に思う事は多々ある。
そんな事をシビアながらもエンターテイメント感溢れる映像で伝えてくれたような気がする。