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エンド・オブ・ウォッチのtoriten45のレビュー・感想・評価

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)
3.5
キレ味の鋭いクライムもので、“現場との距離感ゼロ”演出がハラハラドキドキ感を生んでいて、ラストを迎えた時の余韻にも浸ること出来ました。

常に死と隣り合わせの任務と熱い友情を描いたポリス・アクションは、ロス市警の全面協力と監修の元で作られたのだそうです。なっとく。

ハンディカム、ボディカメラや車載カメラなどの映像を織り交ぜたような構成となっていて、麻薬、銃、ギャング同士の抗争が日常的な犯罪多発地域に入り込んでしまったような深い臨場感が味わえます。

作品の中心はジェイク・ギレンホールとマイケル・ペーニャが演じるロス市警のパトロール警察官。このバディ2人による警らの日常や危険な現場での活動が描かれていました。家族ぐるみの絆も織り交ぜることで、より深く感情移入させられてしまう…。なので、警ら中にメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまう展開が、観ている側の不安感や緊張感をより一層高めてる気がします。

作品を観るというより彼らについていく感じ。彼らの自然体な演技が没入感を高め、最後まで目が離せなかったです。
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