白黒映画でした。
ワニが可愛い。
第一部「楽園の喪失」第二部「楽園」と、現代のポルトガルと、昔ポルトガルが植民地としていたアフリカ、ふたつを舞台に、要するに現代から過去へ、という構成なわけですが、そういう予備知識なしで見たので最初は戸惑いましたが引き込まれました。
レビューを見てると前半はつまらないという人が多いみたいですが、わたしは前半の、現代のポルトガルがおもしろかった。
自分がうしろめたいと、呪いも現実のものと考えてしまうのか。それともアフリカの呪いは本物？
アウロラが「聖アントニオに祈って」とさかんに言っていたけど聖アントニオとアフリカに何か関係があるのか？
聖アントニオ様は、物を失くしたときにお祈りすると良いって言われているけど…と思ったら、リスボンの守護聖人が聖アントニオってだけだった（笑）。お祈りのしかたひとつとっても各国全然違うので、そういうの見るのも楽しいです。
