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言の葉の庭のひのネタバレレビュー・内容・結末

言の葉の庭(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

大人だからこそのやるせなさ、果てのない絶望が続く不安や怖さに押し潰され弱っている自分に嫌気がさす日々。
そこで見つけた輝いているものって特別に映るんだろう。
惹かれあっていても、先生と生徒として距離を保つべき部分での切なくも優しい言葉選びには、
2人とも悲しんだことだろうな。
そして2人が想いを爆発させた最後のシーンは
立場の前に人間として対等になった様に感じました。
痛みを知った人だからこそ、似たもの同士だからこそ遠ざけようとしあっている。
それに気づいているからこその涙であり抱擁なのかなと。
45分くらいまとまっていることにびっくりしました。
未来への一歩が歩く練習をしたからこそ踏み出せているんではないかな

と長々と書いてしまっていますが、すみません、
全然素晴らしい作品であることをを表現できていない語彙力の無さに悲しくなってしまいました。
初めて見た時は映像綺麗だなで終わっていただけで、なんとなく見返したら素晴らしく期待をそんなしていなかった分感動が大きかったんです。
ひ