すごく好きです。
どうせ人間なんてみんなちょっとおかしいんだから。雨が降ったら君はここにとどまってくれるだろうか、雨が降らなくてもここにいるよ。私はあの場所で1人で歩けるように練習していたの。とか本当に言葉が好きになる。
ヒールでは絶対に晴れは出ないのに“明日天気な〜れ”をやっているのが可愛いと思った。
“靴がなくても”って言葉は“あなたがいなくても”ってことの比喩なのかなぁと思った。
女の人の仕事が教師で男の子は靴を作って、この設定じゃないとこの作品はできない。職業にも意味があるのが良い。これが普通の会社員と学生だったら言の葉の庭にはならないんだろうな。
いい終わり方だった。歩く練習をしていたのは僕も同じだと思う。いつか遠くまで歩けるようになったら会いに行こう。
この作品を見て、たくさんのことを感じて生きていきたいなぁと思ったし、雨を好きになれたときに大人になれるのかもしれないとも思った。
そしてなにより、雨の日にチョコレートと缶ビールをもって公園に行きたくなった!