このレビューはネタバレを含みます
雨がとにかく綺麗。
新海誠さんってなるほどこうなのねと思う。
ストーリー自体はやはりどちらかというとSF的な非現実というか、出来事自体は現実味のあまりない感じのことだったりする。
靴職人を目指す学生がたまたま雨の日に学校サボってべっぴんさんに出会ってどうこうなんてことあるかね。
骨組みはともかく、
ファンデーションがバキバキに割れてて外出してないことがわかるとか、ちゃんと定刻には起きてるとか、なんかディテールは生々しめ。
とか思ってると最後に泣きながら私はあなたに救われてた!なんて抱きついて、主人公側の気持ちは一旦全部ないがしろにしてないかな。
あなたのことが嫌いだ!まで言わせたのは教師である君で、吹っ切れるようにしてくれたんじゃないの?
とかなんか主人公の男の子がすげー大人で報われない感じになってて、スカッとはしなかったな、、、というのが今の印象。