絵がめっちゃ綺麗。
新宿御苑や高層ビル、雨の描写などが美しい。それに見惚れるだけで時間が過ぎる。
ただ、話の展開は言ってしまえば教師と生徒のよくあるラブストーリーだし、恋に落ちる理由も詳しくは描かれていないので、話がとびとびで視聴者が置いてかれる。
男の子がフられて逆ギレする気持ちもよくわからんし。
万葉集の和歌の趣きや、靴職人みたいな古き良き時代?の伝え方も中途半端で全然感じ取れなかった。
靴が何を象徴してるのかもいまいち最後までわからなかった。
自立するための手段?
男の子的にはもっとちゃんとした靴を作れるようになったらもっと遠くに行けるけど、教師的には裸足で既に自立できるようになってるし。
そしたら、男の子が教師に靴を渡すっていうのも意味わからんし。
ストーリーは不明瞭だし平凡だけど、綺麗な絵だから観れる映画でした。40分っていうのもいいね。
最後の曲もいい。
新海誠監督はほんと絵の綺麗さと曲の良さに助けられてるなって思う。