ゆみな

オン・ザ・ロードのゆみなのネタバレレビュー・内容・結末

オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ウォルター・サレス監督独特の砂の混じったような乾いた映像は、ロードムービーとの相性抜群だなぁ…と、改めて感じた。ディーンみたいな彗星のように光を放って燃え尽きるような生き方は、他人から見れば魅力的で確かに憧れてしまう面はあるんだけども、家庭人としたら最低なんだよなぁ…これが。
登場人物のなかではやっぱり一途に恋するゲイな詩人のカーロが好きだったかなぁ…トム・スターリッジの繊細な演技は素晴らしかったよ!勿論サム・ライリーも!2人が会話してるシーン凄く好き。その反面、ギャレットさんとクリステンちゃんがちょっと物足りなかったかも…いや、がんばってたけど周りがよすぎて霞んじゃうような…
あと、妻を誤って撃ってしまうヤク中バロウズさんな役をヴィゴがやっていて、しかも銃をバンバン撃っていたのが印象的だった。妻役のエイミー・アダムスも病みながらも下品でよかったね!
そしてブシェミー!意外な役だけど私にはおいしかったです…うへへへ(*´∀`)
ラストのタイプライターシーン最高だったなぁ…!ほろ苦く切ない余韻がさぁ。
ゆみな

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