オン・ザ・ロードの作品情報・感想・評価・動画配信

「オン・ザ・ロード」に投稿された感想・評価

けべん

けべんの感想・評価

3.9
アメリカ版バックパッカーのバイブル的作品。同名和訳書を読もうとしたことがあるものの、文章になかなか慣れずだったので映像作品で観た。
本作は、著者ジャック・ケルアックがコロンビア大学を中退して以来のアメリカ放浪と遍歴の生活がベースのよう。

主人公役はロシアンルーレットに出てたサム・ライリー、いろいろな出来事に感情の起伏が多くなる役だったが見事に演じてて適役だった。
そしてその彼は、路上の旅を通して人生の意義を見つけててよかった。最初はなにも思い浮かばない無味乾燥な毎日を送る作家が、最後は長すぎる紙に想い出をタイプしてたのが印象強い。

本作の内容はタイトルから想像する内容と全然違った。
振り返るとたしかにタイトル通り"道を歩くこと"を目的としておらず、路上で起こること、出逢い、感じたことに焦点が当たってた。意外にも歩いて進むシーンは少なかったのが驚いた。なのでここから、タイトルの路上とは、"人の歩く道、車が走る道路、人の未知すべて"を指しているよう。

個人的には物語の終盤、かなりの追い込みが心に残った。主人公の元からどんどん人がいなくなってく様子がなんとも言えない。ディーンには別れを告げてたが、人の出会いはふとしたきっかけでつながり突然終わるのがよく現れてた。

日本のバックパッカーのバイブルといえば沢木耕太郎著『深夜特急』をあげる人が多いと思う。深夜特急は1970年代、本作は1940年代。
深夜特急が好きな人、旅人にはぜひ観てもらいたい作品。日本とアメリカでヒッピーやバックパッカーの違い、文化や時代の違いをうまく表してると感じた。

なお、本作小説の原稿となる巻物状の原紙は2001年のオークションで240万ドル(約2億8千万円)で落札されたよう。すごい。
不羈奔放な友人ディーン・モリアーティ(ニール・キャサディ)をサル・パラダイス(ジャック・ケルアック)視点で書いたバイブル的青春紀行小説の待ちに待たされた(コッポラが権利買って30年)映画化。ニールこの物語の後に、ケン・キージー(「カッコーの巣の上で」原作者)率いるメリー・プランクスターズ(マジカル・ミステリー・ツアー元ネタの極彩色バスfarther号でグレイトフル・デッドと共にLSD普及ツアーしたサイケ集団。ガス・ヴァン・サントの伝記映画化どうなった?)の運転手になって、数々の破天荒伝説残し、若くしてメキシコ線路上で頓死。ニールが存在しなければ、ビート文学もヒッピーカルチャーも果てはパンクロックも生まれなかったかもしれず。アウトサイダー文化でトップクラスの重要かつ稀有な存在。彼を描いた映画に「死にたいほどの夜」あり。 カーロ・マルクス(アレン・ギンズバーグ)はフラワーパワー提唱者でヒッピー精神的支柱になった詩人。彼を描いた映画に「キル・ユア・ダーリン」等あり。オールド・ブル・リー(ウィリアム・バロウズ)は説明不用の奇行作家で、パティ・スミスからカート・コバーンまで数々のトリックスター達に影響与えた大御所。著作映画化は「裸のランチ」で彼を描いた映画に「バロウズの妻」あり。彼等が築いたシーン総括した映画にジョニー・デップ語りドキュメンタリー「ビートニク」日本未公開「マジック・トリップ」等々あり。監督ウォルター・サレスは「モーターサイクル・ダイアリーズ」でチェ・ゲバラ青春を見事に描いた実績ありで適任過ぎ。見どころはバロウズ役ヴィゴ・モーテンセンの憑依芸。喋り方本人そっくりで驚き。ちなみにストーリーはケルアックが小説「路上」を書き殴る前日談の瘋癲旅日記です。
maya

mayaの感想・評価

2.8
キャスト豪華で名作の映画化で、ずっとみたかったやつ


かなり破天荒すぎて何にも感情移入できないw
こんな好き勝手やって腐れ縁?最後に友情熱くなってたけど突然すぎない?w
ロードムービーらしさもっと欲しかったなー

でもヴィゴが子供と田舎で住んでるの似合いすぎてほんとすき
ogi

ogiの感想・評価

3.0
ロードムービー祭り‼️(5/7)
第5弾は「オン・ザ・ロード」
主役じゃないけど、クリステンが
ロードムービーに出てるから🤤

よく言えば、型にはまらない自由な
生き方をする若者たちを描いた青春
ロードムービー✨✨
言い方を変えれば、悪いことばかり
してる…手に負えない連中の身勝手
な青春を描くロードムービー💦

父親を亡くした失意のどん底にいる
サルが自由奔放に生きるディーンと
意気投合する。とはいえ、ドラッグ、
酒、女…なんだろう、パリピな生活
がそんなにカッコいいのか🤔

ロードムービーといっても何かしら
刺激を受けたり理由が見つかる度に、
ニューヨーク🗽コロラド州デンバー、
サンフランシスコなど移動しまくる。
お金がないから悪事もはたらく😅

そんな生活をいつまでも繰り返して
いいわけがない。変わらないといけ
ないって思う奴と、成長できない奴
がいるってなるけど…これと言って
掘り下げたストーリーはないかな🙄

当たり前だけどクリステン・スチュ
ワートはやっぱり綺麗で目の保養✨
ちょっと淫らで露出もあるけど🙈
映画としては正直…あまりオススメ
いたしません。。
きき

ききの感想・評価

2.7
キキ特集五本目!
ジャック・ケルアックの1957年の自伝的小説「オン・ザ・ロード」の映画化。

作家志望のサル(サム・ライリー)は父を亡くし、陰鬱な日々を過ごしていた。
ある日、彼は友人を通して自分と正反対のワイルドで自由奔放な青年ディーン(ギャレット・ヘドランド)とその若き妻メリールゥ(クリステン・スチュワート)と出会う。
そんな二人に魅了されたサルは、彼らと共に放浪の度に出る。

というお話。

一言で言えば、ドラッグとセックスとアートが入り乱れたロードムービー。

とにかく、キャストが尋常じゃなく豪華で驚いた…!
キキ目当てで観たし、キキとギャレットがくっついた作品でもあったし(もう別れてお互い別のパートナーと家庭を築いているけど…わたしの中ではジェイクに次ぐナイスカップルだったのに…キキ史上…)、ってことくらいしか考えてなかったんだけど…

主演三人、キキ、ヴィゴ・モーテンセン、エイミー・アダムス、エリザベス・モス、覚えてるだけでもこれだけ出てて、凄かったー✧‧˚!

ただ、凄かったのはキャストだけで…内容に関しては詰め込み過ぎな気もするし、嫌いではないけど、ロードムービーなので淡々としていて退屈な部分も多い。
妙に長ったらしい気もしちゃうし。

キャストは最高、特に主人公を通して映し出されるディーン、ギャレットが素晴らしく魅力的だったし、キキのクラシカルな魅力も良かった。
ダンスのシーン好き。
それにところどころ凄い素敵なシーンがあって、映像美も良き。

個人的には、『マレフィセント2』のイベントでツーショとサインを頂けたサム・ライリーは本当に素敵だったので贔屓目!笑

相変わらず幸薄そうなクリステンもよく役に合ってたなぁ〜。

時間があって、尚且つロードムービーが好きな人にはオススメ☺︎︎

記録 : 2020年128本目。
K2Y

K2Yの感想・評価

4.0
作家を目指す主人公が、破天荒な友人ディーンモリアティーを訪ねて旅に出るロードムービー。目の前の衝動にかられ破滅的な生き方をするディーンの姿が、主人公の目を通して儚く繊細に描写されています。何を考えているのか今一掴めない主人公の姿も印象的です。何も考えず放浪の旅に出たい方にはお勧めの映画です。
Simba

Simbaの感想・評価

1.5
全くダメやな、、、
個人的に、2時間で小説の全ての出来事に触れようとしている時点でナシ
ただの要約になってるわ、小説を読ませることを目的とした商業的な映画、としか解釈できないな

大人しすぎるし、暗い
仕方ない部分もあるけど、ディーン、映画にすると成熟していないクズ人間に写ってしまうな
全体的にカットが忙しないな、当てもなく彷徨う旅人たちが感じる衝撃、本能的で醜いところをもっと写してほしい
章で区切って欲しい、あと地図を見せてくれないと旅路が分からん
前半が酷すぎた、、
求めてたものとはだいぶ乖離してた
やはり現実逃避は小説の中で、自分の声に耳を傾けることでするべきなのかも
ジャック・ケルアックとニール・キャサディの関係を驚くべきほど原作に忠実に、泥臭く描いている。
時々絵みたいに綺麗な風景が飛び込んで

街とか人の人間臭さと対比

男の子の友情

誰がどうなるか
誰にもわからない


“おい サル お前がだいすきだ”
原作の小説を読むべし。ビートの精神はいつまでも持っていたいものの1つです。
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