小説でも演劇でも音楽でもなく、映画だから描けたものがこの作品なんだと思う。
いくら好きでも“3人でひとつ”になれない。
双子にとってのマシューって一体どんな存在だったんだろう、結局映画が伝えたいことも美しい双子の考えてることもよく分からなかったけど、そこが良いしそれで良いやって感じ、分からないから好き。
ラストシーンからのエンドロール、まさに夢から覚めていくような感覚になった。この場面あって初めてこの作品が成り立つ気がする。「永遠」という夢の中に消えていく双子はこれからも狂った関係を止められないのだろうか。
鏡とテントと毛沢東と黒の手袋、そして革命
エヴァ・グリーンがまぶしい