ドリーマーズの作品情報・感想・評価

「ドリーマーズ」に投稿された感想・評価

すてふ

すてふの感想・評価

3.7
奇妙な双子の姉と弟。そこに迷い込んだ青年。映画ごっこ楽しいけど罰ゲームが異常。いつまでも子供のままじゃいられない?
世間を知らず、若者の勢いで生きている双子としっかりと自分を持っている米国人のマシューの同棲生活の映画。どんなに惹かれあっても最後の決め手は価値観だなって
Uknow

Uknowの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私たち伝染病なの
近づくと危ないってこと

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これは永遠でしょ?

・歯ブラシは犠牲になったのだ…
・原作だとテオとも関係を持つマシュー
・マシューも
・ダークマター
・バナナってあんなにぱっくり割れるものなのか
 先っちょちぎって指ぶすりくるくる
・テントの秘密基地いいな
・小切手を破る音も響く朝

 当事者達にしか理解できない、語れない関係もある
 熱狂した群衆達、戦争で殺し殺される人々
 世界の外側から愛と正論で説こうとしても
 それで救われる世界が全てではない

 マシューは結局二人の世界に混じって、二人に愛を語るけれど、二人の関係性という愛は否定し続けているんだよね。二人はおかしい、でも二人を愛しているよ。
 イザベルは(テオ以外の男とは)デートをしたことがない。(テオ以外との男とは)二人で映画館に行ったことはない。
 ずっと続いてほしい二人の永遠にちょっとしたアクセントをつける程度でしかなかったのか、侵されなかった完全なる肉体関係の間接的役割を果たしただけなのか。
 醒めない夢ならいいのに。

 とりあえず美人姉弟鑑賞できて満足です。
 しかしエヴァパリ美人といえどもデビューでこの脱ぎっぷりは脱帽

_
左肩のあざと右肩のあざ
はらから、運命共有体
内なる二人の世界へと
海の向こうから来たりし男が一人

ずっとやりたかったこと
ルーブルを三人で駆け抜けること
 君を!仲間と認めよう!
 我らの仲間と認めよう!

男と女、姉と弟、母と子
一対一の関係だった二つの世界が出会ったことにより
割られた殻、破られた膜
血と涙が流れ
唇は赤く染まる

男と女、男と男、恋人と姉弟
三人で沈む時間、日々
二人を愛すると語るマシュー
しかし同時に彼らのあり方を否定する

切手サイズの映画を背景に
二人だけのキスをする
普通の男と女の世界、家の外側には
変わり果てた姿の街があった

普通の恋人同士の時間を過ごした家には
普通の男女関係が扉の向こうにあった
流れて来たメロディに狂ったように泣くイザベル
扉の向こう側の弟を呼び続け隣の男を否定する

言いようのない不安に襲われる夜
永遠と思いたかった関係と
寝起きに見つけた小切手
壊れかけた世界を終わらせるための重い空気は
民衆達の一投で破られた

外へ出よ!表へ出よ!

硬く繋ぎ合った手
火炎瓶を片手に走り出す二人
愛を語るにはこの世界はかたく、そして脆かった
oharu

oharuの感想・評価

4.5
眠れない夜にさらに眠れなくなった。sexやヌードのシーンは画を観ているみたいで。そういった場面が多かったけれど嫌いじゃなかった。もはや芸術。時代背景がもっと理解していれば良かったんだけれど。
映画の名シーン当てクイズ、当たらないと罰ゲーム!私もやりたい。
覚めなければいいのにって思うこと、あるなぁと。
momo

momoの感想・評価

4.0
パロディが多くていろんな作品を見てみたいと思った
時代背景も
ちゃんと理解してもう一度見たい
閉鎖的で官能的な空間、甘美な画でした
双子のイザベルとテオ。

映画を通して出会ったマシュー。

性に狂ったほど開放的な双子にマシューが徐々に三つ巴になっていく。

"二人で一つ"なイザベルとテオの想いも混ざり合って凄く複雑なエロティシズムな映画になっています。

三人でお風呂に入るシーンなんかは三面鏡でテオとマシューが鏡を通すと逆の立ち位置に見える画なんかはセンス抜群のカット。

それに所々みえるマシューの発想が凄く不思議で深く、双子に会うまでは一匹オオカミ、かつ依存症が垣間見えるので根っからの天才気質に描かれている。

役柄やストーリーに凄くマッチしたキャラクター作りでここまでは設定できるのは素晴らしいと思います。

またEDのエディット ピアフはズルいねぇ〜!
ミリ

ミリの感想・評価

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5月革命
ムシェットみたいに死ななくてよかったね
La mer
映画の映像を使用した演出や、画作りは工夫されて随所楽しかった。
Minako

Minakoの感想・評価

3.6

ドリーマーズとは?

こんなにも破廉恥!
清々しいまでの性の開放!

と、まあ戸惑いましたが、
じわじわと美しい双子の真理が分かってくる。私達は二人で一つなの、といったイザベルが。マシューとの関係を要求したテオが。この二人はこうでなきゃダメなんだと思えてくる。

ほとんどのシーン全裸だし、映画マニアの知識披露がしつこい。

でもそれがパリの革命時代を生き、エッフェル塔が今まさに建っていくのを見ていた、ちょっと病んだ若いドリーマーズの最たる姿なんだなと。

マシューはドリーマーズに出会い、自分もドリーマーズの一員になった、なれたと思った

"we accept you one of us!"

マシュー、君が正しい
と私は思うよ!(笑)
閉鎖的な空間と、そこに否応なしに流れ込んでくる社会
いろいろと身につまされる話でした。マシューとイザベルが近づいたり反発したりするさまになんだか共感した。時代背景とかもっと知ってたらよかったんだけど!
てっきり自殺ENDかと思ったけど、窓は石で割られた。あの流れよかったなー
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