ワッツマイケル

ドリーマーズのワッツマイケルのレビュー・感想・評価

ドリーマーズ(2003年製作の映画)
2.5
奔放で大人になれない姉弟はドリーマーというよりデイドリーマー。粘着質で、固執が強く、互いを試し合う行動を繰り返す。五月革命に縛られた学生なのは理解できるけど…。2人に惹かれたマシューが米国人という所がミソ。
世界観はディープで、魅力的に感じる人も多いと思う。でも個人的に好きな作風ではない。『パラサイト』でも感じたけれど、不潔な生活の描写は苦手。匂いまでしそう…

エヴァは適役に感じた。彼女はエキゾチックな一方で気品や優しさ等をあまり感じとれない。そんな野生的な存在感が彼女のあの独特な魅力なのかもしれない。私は何様か…しかしフランス人は脱ぎっぷりがいいですね。