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ドリーマーズのKMRのレビュー・感想・評価

ドリーマーズ(2003年製作の映画)
3.6
『クラプトンよりもジミ・ヘンだ!ジミ・ヘンはエレキを歯で弾く』

上のセリフみたいに、宇宙の根源・戦争・暴力・映画・音楽・愛・革命だとか… イカれた双子の男女とアメリカ人青年が哲学的に議論している場面が多い。いかにもフランス的。

かなり退廃的で性的、でも精神はまだ未熟なままの若者を覗き見しているような感覚になる。

テオとイザベルは血の繋がった一卵性の双子同士だけど、互いに歪な愛情を抱いている。テオは、イザベルがマシューと愛し合うのを真近でみるのは複雑だろう。(近親者で恋愛感情を持つのは全くもって理解し難いのが本音だけども)

私はエリック・クラプトン派かな
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