サイテーゾンビ映画月間、本日のお題はこれ。
ゾンビゲーム「デッドライジング2」発売を前に、プロモーション用の映画を作ってしまおうと、当時カプコンのゲームプロデューサーだった稲船敬二が監督・脚本までやってしまったのが本作。ゲーム製作と映画製作は全然違う。畑違いの素人が映画製作をやって失敗してしまった典型例だろう。
ゲーム的なカメラアングルやセリフ回しは痛いとしか思えず、演技指導のない演技は当然学芸会に。無駄に回想シーンが挿入されるのでテンポも悪い。まあ言ってみれば素人が自己満足で作った自主製作映画だね。これまでサイテーゾンビ映画を何本も見てきたけど、多くは作り手の愛を感じる愛すべきサイテー映画だったけど、これは映画としての基本的な構成が出来ていないので見ていて辛い作品だった。
笑えたのは、
車の突入がまるで「デモンズ」のヘリ並みに唐突
エンドクレジット後の映像が画期的に長い
車椅子の武装化は狙っているので笑えない
#そういえば稲船さん、カプコン退社してから聞かなくなったなぁ。。。