決して愉快な話ではない。
特攻の日。
死を覚悟する者、
ようやく家族の元に帰れると死を迎える者、
死ぬとわかっている者達は、"川の水が冷たい、雑草が揺れているなどいつもは当たり前なことが愛おしく思える。"
"生き残った者が大切にしなければならないのは、死を無駄にせず物語を続けること。"
私は戦争体験者の方と喋った事がない、会ったとしても戦争について聞いた事がない。
戦争体験者が日本から消えていこうとしている中、私は今この映画を改めて見てよかったと思いました。
岡田准一さんが演じる宮部 久蔵の生き様がとてもかっこいい。
今の日本はどれほど生きやすい時代か痛感する映画です。
(※本を読んでいない方は、是非お勧めします。より深いところが書かれています。)