スギノイチ

ハレンチ学園のスギノイチのレビュー・感想・評価

ハレンチ学園(1970年製作の映画)
2.5
永井豪自身は不満だったらしいが、それでも2作目以降に比べるとそれなりに原作に忠実。
原作からは十兵衛一家登場回・十兵衛ノーパン事件・新任女教師回・合宿芸者回などが抜粋されている。

原作の山岸はスケベなりに男前なのだが、この映画ではど素人みたいなガキ俳優(『肉弾』の弟)が演じている。
肝心の十兵衛こと児島みゆきはかわいいのでとりあえず成立。
宍戸錠は”マカロニ先生”として登場。
荒野の用心棒やジャンゴのパロディキャラなので、日活ウエスタンの旗手たる宍戸錠が適任だろう。
(原作ではゲイであり、男子生徒を犯そうとするキャラクターだが、映画ではそういう描写はない)

新任女教師役がうつみ宮土理なのは見終わってから気づいた。
(原作では、生徒や教師に脱がされた挙げ句に精神病院送りになるという展開だったが、さすがに変更されていた)
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