キミシマユウキ

ヒットマンズ・レクイエムのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)
3.6
『スリービルボード』のマーティンマクドナーが脚本&監督を務める殺し屋たちのちょっと切ないドラマ。
主演コリン・ファレルの困り眉は相変わらず1級品(ジャケ絵)だし、名脇役ブレンダングリーソンの苦虫を噛み潰したような苦悶する表情は安定感がある。
そしてブチ切れヴォルデモートことレイフ・ファインズもブチ切れてて良い。
マクドナー監督は元々劇作家なだけあって会話劇を引き立たせるのが得意なようで、アクションシーンは少なくとも主演2人がイチャイチャと会話してるだけで楽しめる魅力があった。アカデミー脚本賞をノミネートしてるだけはある。

今作と『セブンサイコパス』そして『スリービルボード』とどれも好きな映画だったので、
この調子で彼の次回作にも期待ができそうだ。