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私が愛した大統領のdadakoのレビュー・感想・評価

私が愛した大統領(2012年製作の映画)
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積録消化。
もうこれ今なら絶対こういう雰囲気に撮らない映画だなと思った。
最初の野原デートからこいつ常習犯だとわかった。頭がよかろうが職能があろうがサイテーはサイテーでしかない。
あの罵倒、あの怒りをあの時爆発させることができてれば、あの人たらしの魅力を拒否し続けることができたんじゃなかろうか。
ビル・マーレイの人たらしの魅力が全開で、虚像とかイメージとかアイコンとかがどういうものかを深く理解し利用することができるこの大統領は確かにある種の魅力がある。それは確か。ものすごく腹が立つ。

ジャケやポスターから察するに女性向け不倫映画のつもりだったんだろうけど、この映画たぶん男性のほうがウケると思う。この映画内の英国王の言動見てると特にそう思う。そうなるのわかるところもあるの腹立つ。
女たらしではなく、人たらし。
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