オーウェン

私が愛した大統領のオーウェンのレビュー・感想・評価

私が愛した大統領(2012年製作の映画)
1.8
てっきりルーズヴェルト大統領の伝記映画と思っていたが、それとはまったく違い実は大統領は従妹と不倫関係にあったという事実を見せられる。

問題なのはこんな不倫がどうたらという話を誰が見たいと思うのかだ。
ルーズヴェルトといえば切っても切れない、ニューディール政策など一切触れることがない。

晩年の姿で不倫といわれても何の感慨もわかないし、ビル・マーレイがルーズヴェルトというのはミスキャストに見えてしょうがない。
マーレイの持ち味は飄々としたキャラであり、こういうお堅い人物には本来合わない。

ルーズヴェルト以外に、ジョージ6世にも焦点が当たる。
しかも結構な時間を割けられており、どちらが主役なのか中途半端になってしまった感がある。
オーウェン

オーウェン