1930年代、フランクリン・ルーズベルト大統領が英国王ジョージ6世夫妻をアメリカに招待したというエピソードを軸に、ルーズベルトの秘めた恋をその愛人であるデイジー視点で綴った一作。
正直、ソレが事実だとしても愛人の存在がコノ作品に必要なのかどうかはかなり疑わしいものの (根本から全否定。笑)、大統領の人柄を表現する……という点にはそれにりに貢献してるような気……は余りしない気もする (苦笑)。むしろ、大統領主体でデイジーがひっそり絡んでくる構成の方がヨカッタんじゃ……イヤ、ローラ・リニーはすっごく可愛かったんだけど……。
逆に、脇役のはずのジョージ6世はすこぶる活き活き描かれていて、さすがイギリス映画と感心させられた。
それにしても、エリザベス王妃役にオリヴィア・コールマンってどうなんだろう。凄く貧相で違和感しか…… (苦笑)。
