ぽち

私が愛した大統領のぽちのレビュー・感想・評価

私が愛した大統領(2012年製作の映画)
1.9
ビルとローラの演技はさすがに貫禄で見応えがある。
しかし内容は「おいおい・・」と脱力してしまうような物。

大統領を陰で献身的に支えた従妹?違うだろ。数いる愛人の1人で、1991年に亡くなった彼女のベッドの下からルーズベルトの手紙が発見され発覚しただけ。

分かっているだけでもルーズベルトの愛人はルーシー・マーサ・ラザフォード、マーガレット・ルハンドの二人がいる。ファーストレディにも2人の愛人がいた。
これを黙認しあっている夫婦に焦点を当てて、人間性を掘り下げるべきだった。

綺麗な感動物語にまとめ友情などと言ってほとんど性描写も無い。甘すぎる。

彼がなぜそのような性格になったのか?複数の愛人に対しどう接していたかを描かないと意味がない。

これだけの名優2人を揃え、チープなメロドラマにしてしまった監督の責任は大きい。
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