トトCINEMAライフ

私が愛した大統領のトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

私が愛した大統領(2012年製作の映画)
3.5
最近のビル・マーレイの出演作にはハズレが無い、良い役、それに合った彼らしい良い演技が際立つ

物語はイギリス国王夫妻が第二次大戦中、アメリカ本土のフランクリン・ルーズベルト大統領を表敬訪問という名目で会談する内容なのだが、前に「英国王のスピーチ」を鑑賞済みだったり、自然の多いおおらかで、ゆったりまったりしたテンポや、周囲の人々とのオープンな関係に何とも不思議な感覚に陥る…

でも、恋愛というものはオープンであろうが、不倫や何らかの支障があろうが、人生経験を重ねようが中々に切ないものだ

大統領のビル・マーレイと愛を育む、ローラ・リニーを久々に拝見したが彼とお似合いに見えるのは流石だ

ローラ・リニー演じるデイジーがルーズベルトといとこという以外の生い立ちや環境の部分、他に出てくるルーズベルトを取り巻く女性たちの設定が少し分かりにくく(母親含む)、物語に没頭するのを少し邪魔する…