このレビューはネタバレを含みます
とても色彩が綺麗な作品だなと思いましたが、ただ綺麗なだけではなく色に意味があるのがよかったです。
冒頭の色についての2人のやりとりから、色と感情などに注目して見てみると、ロランスが怒っている洗車のシーンでは赤色の光が見えたり、ロランスが初めて女装した時に使った手鏡やシャツは黄色…小さなエゴ。そして最後のカラフルな服のシーンは…など様々な色とそこにある感情について考えて観てみるとおもしろかったです。
ロランスのお母様がとっても素敵。
全てが上手くいった訳では無いけれど、人生ってこういうものなんだろうなと思いました。