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わたしはロランスのmareのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
4.0
こんな長編恋愛スペクタクルを僕と同い年の23の頃に手掛けてしまっていることに驚愕するしかない、俺は何をしてるんだとなる。やはりドランは天才だ。毎回ドランの赤裸々すぎる愛の映し方にはボディブローを喰らったようなインパクトがあるし、カラフルな布が空から降ってきたり手紙の文面がドアップになったりまだそういう映像表現があったのかという純粋な驚きも与えてくれる。現代にヌーヴェルヴァーグって言葉が当てはまるなら間違いなくそれはドランのための言葉だと言い切ってしまえるほどの映像改革。でもドランはヌーヴェルヴァーグ嫌いらしいから新たな潮流を示す代名詞があってもいいと思うね。これをなんと形容しよう
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