これはね、確かにすごい作品です。
パワフルすぎてぶちのめされました。
タイトルの通り今作は花子さんがメインのお話になります。
と思いきや、ある人物の死をタイムリープで救おう!という話になってくるのです。
花子さんとタイムリープを掛け合わせた作品が他にあったでしょうか。笑
しかも、その描写もPOV・擬似ワンカットが巧みに使われて没入感待った無しです。
コワすぎ!クルーの体験する長い1日を我々も体感できるところが非常に素晴らしい。
ここからは個人的に気に入った部分です…。
これまでは怪奇現象に謎の焦点を当てていたのに、今作で初めて本格的に工藤ディレクターの内心に謎の焦点が当てられます。
この、観客の興味の対象が「怪異」から「人間」にスライドしていくのが、何だか妙なスリルがあって良かったです。
決して完璧な作品とは言えませんが、とてつもなくエネルギッシュな作品でした。
これを観れただけでも『コワすぎ!』シリーズを追ってきた甲斐があった。
さぁ、まだまだ観るぞ〜。
*霊能者役の人、栗原瞳やないけ!
『仮面ライダーファイズ』のスマートレディですよ!