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ムード・インディゴ うたかたの日々のyugoのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

日仏会館にて。2013年公開とは思えないほどローテクな編集と世界観がとても愛らしい。フランス人のおしゃべりのように飛び飛びに進むテンポ感は、「アメリ」とそう違わなく感じた。オドレイ・トトゥ出てるせいかな。
いっぽうで、これは原作への印象だろうけれど、ヨーロッパ的な階級感や、労働を悪とする価値観がだいぶ強くて、それは映像だとなおさらだ。擬人化したネズミが家事を手伝ったり、友人とはいえ、料理人は黒人だし、財産を使い果たした主人公はまともな仕事につけない。
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