会社の同僚にエジプト人がいましてエジプトでは「おしん」が有名だとのこと。そうだ、エジプトで「おしん」が放送されて高視聴率だったのは聞いたことあるわ。てな訳でこの機会に映画版『おしん』を鑑賞。
明治四十年、吹雪の雪山をもうろうと歩く一人の少女。そこに流れてくる「おしん」のテーマ曲はちょっとアップデートされてるやん。
わずか7歳で奉公に出され、女中頭の岸本加世子にパワハラ・モラハラを受け盗人の濡れ衣まで着せられたおしんは奉公先を飛び出し雪山で遭難するが…
おしんの父ちゃんと母ちゃんが稲垣吾郎と上戸彩の美男美女なので小作人のひもじさや貧乏暮らしの辛さがあまり伝わってこなかった。でも上戸彩ちゃんは凍てつく雪の川に浸かって頑張ってました、奉公先へ行くためイカダに乗って川下りをするおしんの見送りに駆けつける名シーンの再現、ゴロちゃんも頑張ってました。
おしんの新たな奉公先「加賀屋」の女将と大女将がテレビ版『おしん』親子役の泉ピン子と小林綾子ってのは粋なキャスティングだね。
テレビドラマの「おしん」は子供の頃の夏休みに再放送か総集編だかを見たことあるけど、日露戦争脱走兵のエピソードは記憶にないからまだ当時の夏の時点ではそこまでドラマの話が進んでなかったのかな。いつかドラマ版「おしん」をじっくりと鑑賞したいものです、全297話か…。