このレビューはネタバレを含みます
超がつくほどにずーっと可愛い映画。
ローズが本当に可愛い。ローズのファッションも表情も最高。
可愛いが全面的に出てる映画なんだと勝手に思っていたけれど、地道に頑張るローズの姿から恥ずかしくなってしまうようなラブシーンまで、様々な要素が取り入れられていたので飽きることなく楽しめた！
「私は女性の憧れだって。女性は難しいわね。」
当時の女性にとって、タイピストは花形の職業。幸せになるためには「結婚」しかないという考えがまだまだ主流ではあったものの、タイピストのチャンピオンたちが圧倒的に女性から支持されているシーンからも、女性たちの社会進出への憧れを垣間見ることができる。
ローズのこのセリフがわたしは劇中で1番心に残ったかな。
タイピストとして有名になり自分で稼げるようになったけれど、恋愛や結婚など自分のプライベートはどうだろう。どちらかを選ばないといけないと考えるローズの姿は若草物語に通ずるものを感じた。
タイプライターを打ち込む小気味良い音や改行を促す「チーン」の音が癖になってしまいそう😂
