ゆみな

MAMAのゆみなのネタバレレビュー・内容・結末

MAMA(2013年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ニコライ・コスター=ワルドーさん目当てに観賞。観終わった後にギレルモ・デル・トロが製作総指揮を務めていたことを知りまして、なるほど納得ふむふむって感じの仕上がりでした。

なんかね、たぶん観る前から薄々勘付いてはいたんだけど、これ多分苦手な怖さかなぁ…って思ってたの。ちょっと日本のホラー入ってない?ねぇ?貞子ちっくなとこあったよね…動きとかさ色々。
なんか精神的にうーん…ってなったのはルーカスが見た夢で指差してるアレでした…ダメなのああいうの…ゲンナリ…。
なんだかんだでMAMAはほんとの姿を現すまでのほうが圧倒的に不気味さを放っていて怖くて、中盤から先はなんだか可哀想なお母さんって目線で観てしまいましたよ。ほんと可哀想…ションボリ…。
しかし姉妹は演技もさることながら可愛さ満載でね、特に無邪気なリリーは犯罪者級にかわいい!途中手のひらにハァハァしてもらって大人しくなるくだりではなんなのもう食べちゃうゾって一瞬思ってしまいましたよね…これは仕方ない。
女性ケツアゴ代表のジェシカたんも今回はイメージ違う風貌で、なかなかの好演!てか、ニコライさん目当てに観たのにイマイチ活躍しなくてさー、セックス寸止めだしさー、脱がないしさー。しかもどっちかって言うと序盤姿を消す兄の方がタイプだったって言う残念すぎるオチでしたよ。まあいいや映画楽しめたし。
ぜんぜん関係ないんだけどラスト3人で抱き合ってるとき崖のほんと手前だったので、危ない!危ないよ!っていちいち気になってしまったり…きっとリリーは危ないから早く帰りなよって教えてくれたんだよね!違うよねごめんごめん。
ラスト私はあれでよかったと思うかな…だって5年間MAMAだったんだもん。幸せかどうかは本人が決めること。うっかり泣いてしまったとかさ、これぞギレルモ・デル・トロ様々だなぁ…ホラーなのになぜか浄化されるような感覚。私も蝶々になった気分よ。
ゆみな

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