みおこし

ヴァージン・ブレイド ジャンヌ・ダルクの真実のみおこしのレビュー・感想・評価

3.5
過去鑑賞。

イングリッド・バーグマン、ミラ・ジョボヴィッチなどなど数多くの女優さんが挑戦してきたジャンヌ・ダルク役。
個人的には本作のリーリー・ソビエスキーが一番私の持っていたジャンヌ像に近い気がしました。
強い意志を持ちながらも、まだ少女としての脆さもあり。しかしまさに「聖女」にふさわしいイメージの透き通るような美しさ。

ニール・パトリック・ハリス扮するシャルル7世役も今まで観た中では1番のハマリ役の気がしました。いかにも決断力に欠ける若い王様という感じで、終盤にかけて次第に悪い意味での「自信」を付けていく姿も嫌らしくて...!(笑)ミュージカルの時のニールも素晴らしいけれど、こういうクセのある役も最高ですね。

作品としても、神の声を聴くシーンに始まり、最後の処刑シーンに至るまで気が抜けないシーンの連続で迫力満点でした。
みおこし

みおこし