みゆ

スティーブ・ジョブズのみゆのネタバレレビュー・内容・結末

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

スティーブ・ジョブズの人生を追った伝記作品。学生時代から始まりiPodを生み出すまでが描かれている。「要は、何者であるかより、その一生で何をするかだ。 死の時は決まっている。人生とは、平穏への生の完成への旅だ」 と特に「何者であるかより、何をするか」という言葉は心に刺さった。
この映画は、人格に問題のある彼が、人間的に成長していく物語でもある。そのきっかけは、常に娘から与えられている。娘との関係が、ジョブズの他人との関係に象徴されている。 終盤でジョブズは彼の人生の中でずっと出来なかった自分の不完全さや過ちを認められるようになる。
人生は与えられるものではなく、自ら切り開き軌跡を残していくものだな。この映画を通してもっと自分の意志で判断で決断で、生きていかなければならないなと思った。いや何か重いな…。そこまででは無いな…。
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