ちくわ

母の身終いのちくわのネタバレレビュー・内容・結末

母の身終い(2012年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

うーん、それぞれのエピソードが上手く絡んでいなくて、息子の最後の、愛してる、ママ も私にはそう響かなかった。
出来の悪いドキュメンタリーみたい。
もしくは尊厳死を行っている協会?の宣伝のような。

明らかに、息子が大人げなさすぎなんだよ。
母親なんて小言を言う生き物だし、それは愛してるからな訳で、バカな事して捕まって、しかもあんな歳にもなって親に怒鳴り散らす中年無職前科有息子。
中途半端な恋愛としっかりベッドシーン見せられたけどw見せるべきとこはそこじゃない感w
見せてほしいのはママと息子のわだかまりが解けるエピでしょ?
息子が反省を見せるとこでしょ?
その反省をナンパ彼女に見せる前にw

ただ、犬に殺鼠剤的なの食べさせてたあのシーンを見るとね、息子も息子なら母も母なんだよな、と思わずにいられないww
だけど、妙にリアリティがある感じはする。
ワンちゃんのこのエピがもしかして親子雪解けエピ?!w

隣人とのシーンが一番じんわり来た。
そして、この作品の一番の功労者は間違いなくキャリー🐶でしょう。

ママが料理をしたり、ご飯を食べたり、家事をしたりの生活音は心地よかった。

私も60代だった母をガンで亡くしているが、亡くなるまでの1ヶ月は、全てがボロボロでもう痛みを緩和するだけで治療はしていてなかった。
こんなに美しく死ねるのは理想だよなあ。
ちくわ

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