BK477

パニック・マーケット3DのBK477のレビュー・感想・評価

パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)
3.5
パニックマーケット (原題:BAIT)

個人的にはかなり楽しめた、この定番パニック映画。

多方面で言われるように、キャラの設定とか顛末にあまりヒネリがなく、
死亡フラグ、ヒーロー補正がストレートに機能してしまっているのが惜しい所。勘ぐりすぎると、逆に拍子抜け間違いなし。

そして、一見バカ映画に見えますが、実は全編通して真面目にパニック映画をやっているので、次々に発生するトラブルをどう解決していくのか、飽きずに見る事ができました。

ゴア表現も頑張っていますが、
それなりに作り物っぽさ(CG感)が残っているので
私は逆に安心して見れました。
(ホラー映画のゴア表現はやりすぎない方が良いと思っている派)

個人的によかったのは店内組が必死でサバイバルしてるときに、
地下組のカップルが馬鹿をやっていて、それがいい気休めになっているところ。カップルの女性の方がタカビーで、
「こういう人は、こういう状況でも、こうなんだろうな」という妙なリアリティさがツボでした。

見どころ
・問題の解決法
・マーケットの地下組(女性)の演技
・サメとの戦い

近年の映画にありがちな定番崩しの流れに反した、純粋なパニック映画。
そういう意味では安心して見れる、頭空っぽ系の作品。
ホラー映画/パニック映画ファンならば、見ても損にはならないのではないでしょうか。
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