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ゼロ・グラビティのqpismのレビュー・感想・評価

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)
4.8
初日にアイマックスにて。
映画と言うよりは衝撃の体験だった。1人でも多くの、普段あまり映画館に行かない人に、ぜひアイマックスで体験して欲しい。俳優もとても良かった。原題の方がしっくりくる。

再度IMAXにて。
1度目より落ち着いて観ることができた。
冒頭、ソユーズ内、この二つの長回しは本当に素晴らしい(他も基本的に長いのだけど)
説明臭さやお涙ちょうだいはなく、ひたすら観客を置いていかずに同じ時間を過ごさせてくれる(映画内の時間も感覚的にはほぼ90分)
胎児のポーズ、鼻歌まじりでパラシュートの切り離しをするところ、褒めたいところ沢山ありすぎて書ききれないけど、映画愛と途方もない気概が詰まった最高の映画。

初ドルビーアトモスで三回目。
音響は爆音と繊細さの振り幅が凄い。今まで気づかなかった音も聞こえる。音の回りも心地よかったです。
三回目で改めて感じたのはマットの気づかい(I had a daughter でラジオを切る、とか笑)とライアンの孤独。息子を望んでいた父、祈り方を誰にも教わらなかった娘、just drive。
だからサンデードライブというジョークにほっこりもさせられるのかな、ってのは深読みしすぎですかね。
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