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ゼロ・グラビティのmayのレビュー・感想・評価

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)
3.8
宇宙の脅威を体験できる。

「宇宙の何が好きだ?」
「静けさよ」

この静けさが後に恐怖になるくらい、無ってこんなにも生きる意味を失うのかーと感じた。
細かな息遣いやフェイスシールドを被った状態でのpovカット、宇宙船のあの狭い空間とかが閉所恐怖症からしたらたまったもんじゃなかった。こっちまで息が苦しくなる。
宇宙は好きだけど、自分だったら死ぬ自信しかない。

「このミッションはイヤな予感がする」
ハプニングだらけの展開で落ち着く暇がなく終始ハラハラさせられた。ライアン博士はパニックになるのは分かるけど足手纏いになりすぎ。落ち着け!一旦話を聞け!ってツッコミたくなるくらい、観ててちょっとイラついた。その反面、コワルスキーが落ち着かせたり、冷静に問題を対処しようとしてて仕事できるいい人すぎた。

ライアン博士がISSで胎児のように小さく丸まるシーンはすごく神秘的だった。
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