このレビューはネタバレを含みます
衝突事故で宇宙空間に投げ出され、生還するまでの話。ストーリーは複雑ではないが、この映画は視覚的に楽しませてくれる。
宇宙の映像は群を抜いて素晴らしく、暗い部屋で観れば、私宇宙飛行士だった?と錯覚するまである。
と同時に、宇宙空間での孤独の表現が凄い。鳴り響くアラート、そして無音。誰にも届くことのない叫び。
特に、管制塔と連絡を取ろうとしたら、地上の全く知らない家族の信号をキャッチしてしまうシーン。楽しそうな家族と犬の声。昔観た、目と鼻の先にある安全な場所に自分だけ行けない(閉じ込められる)っていうホラー映画を思い出した。
宇宙はひろいなあ...