宇宙空間に投げ出され、パニックに陥る主人公、無限の世界に1人取り残されることによる孤独感や閉鎖感、そして、宇宙という未知の領域への恐怖感を素晴らしく表現していました。
困難の連続が生む、息が止まるほどの緊張感と緊迫感がどのSFパニック映画よりも凄まじいです。
映像も本当に圧巻。
宇宙空間をここまで美しく描いているとは。
この魅力は映画館で観ないと絶対に伝わりません。
リアリティ溢れる映像美がしっかりと作品に活かされてました。
ハラハラとした緊張感を誘う音楽もなにより素晴らしかった要素です。
ただ、キャラクターとストーリーが平坦すぎて、かなり幻滅しました。
そこにフォーカスしているわけではないのは分かるんだけど、もう少し丁寧に描いてほしかったです。
非常にもったいない。