半兵衛

処女ゲバゲバの半兵衛のレビュー・感想・評価

処女ゲバゲバ(1969年製作の映画)
4.0
低予算のエロ映画で、叙事詩としての映画を作り上げてしまった奇跡。神話のごとき脚本を書いてしまった大和屋竺もさるごとながら、荒野という何もない世界を豊穣な世界に塗り替えた若松孝二の演出力も凄い。

まともに見ていると突っ込みどころがたくさん出てくるが、これが「古事記」や「ラーマーヤナ」のような神々の世界の話だと思えばなんとなく理解できる、はず。
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